第39節 漢字の略字
- 漢字は、いっぱんに認められている範囲で、つとめて、略字を用いられよ。
(例)
か行
![風、間、機、器、議、経、権、個、国](../image/57b.gif)
さ行
![師、事、質、職、選、層、卒](../image/58b.gif)
た行
![第、点、闘、働](../image/58c.gif)
は行
![幅、品、聞、簿](../image/58d.gif)
まや行
![問、曜](../image/58e.gif)
ら行
![留、歴、臨](../image/58f.gif)
- 中華人民共和国で認めていても、日本国で認めていない略字の書き方は、遠慮されよ。(△2)
- 行書体にすることによって、かんたんとなる文字は、そうされてよい。
1文字の中を、部分的に楷書と行書と混ぜた「楷行」という形も、おおいに、活用されよ。
草書体を用いられないこと。現代人には読めない。
- さて、しかし、観光産業マンたる者、宛名だけは、その肩書きを含めて、つねに、楷書で書かれよ。
ここでは、略字も、避けられよ。