第1章
論文の書き方◆第1節 PILE法とDUMP法
第1節 PILE法とDUMP法
ここには、2つの方法がある。
その1つは、順序よく、諸君に教え込んでいって、身に付けていっていただく方法であり、これを、「PILE法」と呼んでみたい。
もう1つは、いっぺんに、すべての教科を、諸君の前にさらけ出して、諸君の研修方法を、諸君にまかせる方法で、これを、「DUMP法」と呼んでみたい。
「PILE法」は、低学年学生に適し、「DUMP法」は高学年学生に適する。
また、「PILE法」は、あまり、やる気のない学生をも引きずって力をつけていくのによく、「DUMP法」は、やる気のある学生に強い力を与えるのに適する。
で、この文書心得は、「DUMP法」によるために作ってある。
わたくしは、諸君のご質問を受けないかぎり、この文書心得の内容につき、教室などで、いっさい、ご説明申し上げない。
▲
第1章
[PILE法とDUMP法] [
文書とは
] [
文書心得とは
] [
文書と時代
] [
標準とは
]
[
プロ・ライター・レベル
] [
減点法
] [
諸君はどのくらい、こなされるか
]
[
用紙
] [
行と字詰め
] [
筆記具
] [
採点表
] [
論文のサンプル
] [
6つのHOOK
]
[
宛名
] [
発信日付
] [
発信者名
] [
表題
] [
「以上」の文字
] [
ページ番
]
[
本文の長さ
] [
パラグラフ分け
] [
文章のまとめ方
] [
本文内容についての注意
]
[
文字の書き方の一般
] [
マル
] [
句読点
] [
ナカポツ
] [
疑問符と感嘆符
]
[
カギ、カッコ、クォーテーション・マーク
] [
テンテンテンとダッシュ
]
[
ないし記号
] [
数学記号
] [
数字とローマ字
] [
空白コマ
] [
漢字での誤字など
]
[
漢字の字体について、必ずしも拘束のないもの
] [
漢字の字体について、拘束のあるもの
]
[
漢字の略字
] [
漢字のタイプ
] [
漢字とコマ枠との関係
] [
ひらがな、カタカナの書き方
]
[
アルファベットの書き方
] [
CGS単位への統一
] [
概念の明確化を
] [
避けたいことば
]
[
である調
] [
かなづかい
] [
漢字のかなの使い分け
] [
1文の長さ
] [
構文
]
[
図表
] [
ホチキスなど
] [
論文提出時の注意
] [
封筒
] [
チェック・リスト
]