第1章 論文の書き方◆第22節 パラグラフ分け
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第22節 パラグラフ分け


  1. 「パラグラフ」ということばをご存知であろう。

  2. 1つの文章を書きはじめて、何行か書き、行を改めるところまでが、「1パラグラフ」である。

  3. 文段という日本語が、それにあたる。

  4.  本講の論文は、4パラグラフに分けて書かれよ。(△40)

  5.  1つのパラグラフは、1行以上、何行であってもさしつかえない。

  6.  ただし、さいごのパラグラフだけは、かならず6行とされよ。(△40)

  7.  おかしなことを決めるようであるが、このことの効用は、これを、行ない続けて、2〜3年経つと、実感として、わかってこられよう。

  8.  すべてのパラグラフの第1行冒頭は、1コマを空白とされよ。
    (これが守られていないとき、前行の文字のあとに、空白コマがあっても、パラグラフが続いているものと見なす)

  9.  本文さいしょのパラグラフ冒頭を空白コマにされない方がある。ご注意のこと。(△40)

第1章
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