1 デザート・ナイフ、フォーク、
2 スープ・スプーン、
3 フィッシュ・ナイフ、フォーク
4 ミート・ナイフ、フォーク、
7 フルーツ・ナイフ、フォーク、
8 コーヒー・スプーン
9 バタ・スプレッダー、
11 パン皿、
12 料理皿、
14 サラダ皿
B ビール、ジュース・グラス、
C シャンパン・グラス、
D 日本酒グラス
E 赤ワイン・グラス、
F 白ワイン・グラス、
- テーブル・セッティングのとき、ナイフ・フォークは3皿分以上並べないのが本則で、それで足りないほど、皿数多く料理を出すときは、あとから、皿ごとに、ナイフ・フォークを出すのである。このとき、その皿用のナイフ・フォークを、その皿を出す直前に置く。たとえば、エスカルゴ用のはさみ、かき用のフォークなどである。
- シルバー類の置き方を、わざと狂わせて、わかりにくくさせてあるような場合、これを、「いじわる」とか「自己流」とか批判してはならない。1つのアトラクションなのであ
るから、わからなかったならば、聞いてこそ、アトラクションを行なった者に、むくいることとなる。
- この点、レストランで、客が聞いたとき、ウェーターが「そんなことも知らないのか」といった態度で教えたり、「さあ、どれで召し上がっても構わないでしょう」などと答えるのは、ウェーターとして、なっていない。
【型1】皿をまわすな
食事のとき、食卓のうえで、皿をまわし得るのは、ウェーターのみ。皿を、ぞんざいに置かれて、皿に焼き込まれたレストランの紋章が、ゆがんだりすることがあっても、知らぬ顔をされよ。いわんや、食べやすくするため、皿をまわされるものでない。
【説明】
- どうして、そういうことになったのか、わたくしは、まだ知らない。が、とにかく、このことは、きっぱりしているのである。
- 同時に、皿の紋章を、ゆがめて、置いていくウェーターには、困ったものである。
- ただし、置かれた皿の位置が手前すぎたり、奥すぎたりしたので、これを客が手でずらすことは、いっこうにさしつかえない。
第7章 飲食・喫煙