第4節 移動集団内での秩序維持
【型1】移動集団での寸法
- 硬集団*が、1列縦隊のとき、集団塊の外に問題のないかぎり、前後約3mの距離をあけて移動されよ。(前出)
第2章2節【通解】「群集と集団」を開きます。
- 軟集団*で、移動するとき、集団塊の外に問題のないかぎり、個人は、個人の前後を1m 以上、2m 未満あけて、移動されよ。
第2章2節【通解】「群集と集団」を開きます。
- 軟集団の左右端に出た人は、この集団の左右巾を見て、もし、それが10m を超えていると見たならば、この集団の左右巾を10m 以内に納めるため、歩速をゆるめ、この集団のうしろに移動していかれよ。横巾10m であれば、集団内の連絡がとれやすい。
【型2】行動上の注意
- 集団歩行中、「自分だけが、もっと、よく見よう」として、立ち止まることを、戒められよ。
- 集団歩行中、話に熱中すると、全体の動きに気を配ることを忘れやすい。
- 集団歩行中、危険時でないかぎり、声を出して、他の者に注意を与えたり、呼び寄せたりされぬよう。
第2章