第6章 和式作法 ◆第4節 座敷作法 |
座敷には床(とこ)がある。
床は、中央に床、両脇に脇床(わきとこ)があるものが正式である。
床は、昔、仏画を飾った場所であり、いまでも、客間の中心とし、上座(かみざ)として大切にされる。
また、床の脇に付書院(つけしょいん)を作る形式もある。
で、座敷の順序は次のとおりである。
(ア) 本紙 (ほんし) (イ) 一文字 (いちもんじ) (ウ) 風帯 (ふうたい) (エ) 中回し (ちゅうまわし) (オ) 上・下 (じょう・げ) (カ) 表紙竹 (ひょうしちく) (キ) 軸木 (じくぼく) (ク) 軸頭 (じくとう) (ケ) 掛緒 (かけお) |
日本の壁は、汚れやすく、いたみやすいからである。
【型11】視線