第5章 立居振舞 ◆第19節 手信号
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第19節 手信号


【型1】指さすな

いかなるときも、人さし指で、ゆびさしては、ならない。
その必要があるとき、5本の指を、そっくり、使われよ。


【型2】Come here
  1. 日本では、親しい者と目下の者以外に対し、手まねきで呼ぶことがない。
    そこで、その手招きは、てのひらを下に向けて行なう。
    ところが欧米では、いくばく、目上の者に対しても、平気で、手招きする。
    そのせいあってか、どうか、てのひらを立てて、下図要領で行なう。
    図:85b

  2. 日本流の手招きは、欧米で、「あっちへ行け」という意味を持っている。
    で、これからは、日本人も、このほうがよい。
【型3】手の高さ

手で、個人に、合図するとき、掌の高さを、自分の目と胸の間とされよ。
自分の顔から上の高さとするのは、団体行動のときのみ。
自分の腰から下で行なうのは、下品である。


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