第2章 手紙の書き方 |
① | 本文最終行のいちばん下に「敬具」等を書く。 本文最終行が、いちばん下まで来てしまったときは、「敬具」等を次の行のいちばん下に書く。 |
② | 「敬具」等を書いた次の行のいちばん下に、発信者名を書く。 |
③ | 発信者名を書いた次の行の上のほうに、年月日を書く。 |
④ | 年月日を書いた次の行の上のほうに、宛名を書く。 目上の宛名または目下の年月日は、手紙のいちばん上に付ける。 宛名が最終行に来てしまう場合は、もう1枚用いて、その2行目に宛名を書く。 |
⑤ | 上述 ③ と ④ の関係について述べる。 相手が自分よりも目下の場合は、発信年月日を宛名より高くする。 逆に、相手が自分より目上の場合は、発信年月日よりも宛名を高くする。 |
① | 封筒の表がきで、住所と宛名は、同じ高さにする。 |
② | 宛名が、ちょうど封筒の中央にくるようにし、住所より宛名の字を少し大きくする。 |
③ | 切手は、まっすぐに封筒の左肩に貼り、封筒の上端と左端までの距離を、それぞれ7ミリぐらいずつあける。 |
④ | 封筒の裏がきで、自分の氏名は住所よりも、ずっと低くする。 |
⑤ | 自分の住所氏名は、冠婚葬祭のときのみ、封筒のタテ中央下方に書き、それ以外のときは、ただ左下方に寄せて書く。 |
⑥ | 封筒のフタを閉めたところには、ふつう「緘」とか「〆」とか書くが、欧米人は、この「〆」を好まない。 で、欧米人に出すときは、何も書かなくてよい。 |