第2章 手紙の書き方◆第11節 英米独仏商業書簡
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第11節 英米独仏商業書簡


 英米独仏に出す封筒と商簡における氏名・住所等の配置を次のようにされよ。
  1. イギリス型封筒

    封筒
    相手の住所のところは Slope をつける。
    自分の住所や名前を封筒の表に書いてはならない。
    ボールペンを使ってはならない。
    述べたいことが20語以上になるならば、ハガキでなく手紙に書く。


  2. イギリス型商業書簡(Indented Style, Closed Punctuation)

    書簡


  3. アメリカ型封筒

    封筒
    自分の住所や切手の位置は、それぞれの端から2分の1インチ内にはいったところ。
    ウラには書かない。
    相手の住所は封筒のまん中より、少し下から書き始め、全体が封筒の横の中央にくるようにする。
    アメリカ型封筒、および、文書の書式一般は、タイプの授業で使う教科書を参考にされるとよい。


  4. アメリカ型商業書簡(Block Style, Open Punctuation)

    書簡


  5. ドイツ型封筒

    封筒
    切手は封筒の右肩に、封筒の端と平行にピシッと貼る。
    相手の住所は図のように左から3分の1、上下の2分の1よりも少し上のところから書き始める。
    封筒のウラには自分の名前と住所を分けて、フタの上に書く。


  6. ドイツ型商業書簡

    書簡


  7. フランス型封筒

    封筒
    それぞれの住所、氏名は図のように両端にスロープをつける。
    封筒、または、ウラぶたの中央にくるようにする。


  8. フランス型商業書簡

    書簡

第2章
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