第10節 テーブル・コース
【通解】
- 正餐でのご馳走の順序は、つぎのようである。
APÉRITIF |
(食前酒)アペリティーフ |
LES HORS-DÓEUVRE |
(前菜)レ・オードーブル |
POTAGE |
(羹汁)(かんじゅう)ポタージュ |
POISSONS |
(魚料理)ポアッソン |
ENTRÉES |
(肉料理)アントレー |
LES LÉGUMES |
(温野菜)レ・レギューム |
ENTREMETS |
(間菓)アントルメ |
ROTIS |
(蒸焼肉)ロティ |
LES SALADES |
(生野菜)レ・サラードゥ |
DESSERT |
(後甘)デセール |
DIGESTIEF |
(食後酒)ディジェスティーフ |
- ご馳走に料理を加えていく順序は、おおむね、次表のとおり、なにも、これが規則になっているわけでもないが。
- この中で、1番から、4番ぐらいまでが、ア・ラ・カルト(一品料理)と呼んでよいもの。5番から6番が、名前のない、中間的なもの。7番から8番が、いわばスープ付きア・ラ・カルト。9番から10番ぐらいが、強いて呼べば、準定食。11番以降をタブル・ドート(定食)と呼ぶ。
- イギリス式マナーのとき、肉料理終了と同時に、ワイン・グラス(タンブラーは別)などすべて、さげられてしまう。