第9節 集団内代表者への作法
【型1】同格正立と待立
講師などに対し、集団が立って、あいさつをするというとき、先方に対して、こちらが、2名以上で立ち、こちらの者たちが同格のときは、全員「手前下」をするのがよく、こちらのうち、代表者1名が、誰よりも目上であるときは、この代表者のみは、「手前下」をし、残りの全員は、「手横下」をされよ。
(ただし、女子は「手前下」のまま )
「手横下」にした正立は、男子の侍立(じりつ)の形である。
【参考】
もし、上司などが、諸君の集団に近づいてくるのに気付いたならば、上司に対して、みんながそろって挨拶できるように注意を促すのがよい。
ときおり、最初にその上司に気付いた者が、い合わせた他の者たちに、注意を喚起すべく、声高に口頭で挨拶するのを見かけるが、このようなやり方は、よくない。