第44節 宴会への到着
【型1】宴会での女子の帽子の処理
- かみかざりを別とし、正式の晩餐会で、女性は、帽子をかぶらない。
- 午餐会、カクテル・パーティーのとき、小さな帽子は、かぶったままでよく、手袋も、つけたまま会場に入ってよい。
【型2】宴会での参集時刻
- 正餐では、15分前ぐらいに到着し、宴会の始まる10〜15分前に宴会場の自席に着席されよ。
- カクテル・パーティーなどで、たとえば「5時から7時の間」という案内状を受け取ったときは、5時前に行くと、ルール違反である。だいたい5時半ごろ、行くのが、常識と
されている。
【型3】宴会での遅参したとき
- コース会食に遅参したとき、日本では、その遅れた客にも、オードーブル、スープと出して行くが、欧米では、そのとき、みんなの食べている料理からしか出さない。
- そこで、日本でも、気の引けるとき、着席する前に、ウェーターに、小声で、「いま、みなさんの召しあがっておられる、つぎのお料理から、お願いします」と言うことである。それでは、くやしいと思うならば、黙っていると、オードーブルから、持って来て
もらえる。