第1節 履歴書の書き方
- 人は生まれたその日から、みずからの歴史を創ってゆく。
そして、生まれた日から現在までを簡単に記したものが履歴書であり、英語では、パーソナル・ヒストリー(Personal History)という。
- 氏名、生年月日、本籍、住所、小学校から最終学校までの学歴、職歴、賞罰を記入する。
- 筆記具は、鉛筆以外の青または黒で記入する。
しかし、あまり明かるい青は適さない。
- 文字は、くずさず正確に書き、漢字も楷書で書く。
- 数字は、アラビア数字で書く。しかし、学校名のような固有名詞のときは漢字で書く。
(例)
よい |
|
郡山第一高等学校 |
よくない |
|
郡山第1高等学校 |
- ふりがなの記入欄には、ふりがなをつける。
フリガナと書いてあれば、カタカナで書き、ふりがなと書いてあれば、ひらがなで書く。
- 年、月、学歴、職歴において「同」「同校」「同社」というように略さない。
- 予備校は、学歴に含まれないので記入しない。
- 賞罰の賞とは、勲一等とか直木賞などというものをさし、罰とは、窃盗の罪、殺人の罪などの前科をさす。
賞の中には、皆勤賞とか優等賞は含まれない。
- 印は、まっすぐに押す。
すこしでも曲がっているとその人物の根性まで曲がっていると思われる。
また、確実に押すために、下に柔らかいゴム板のようなものを敷くとよい。
- 写真は、本人単身胸から上の正体したものを使用する。
この写真だけで本人がどのような人間か判断されるので、服装、頭髪、表情などに気を付けなければならない。
はがれた場合を考えて裏に氏名を書いておく。
スピード写真は使用しない。人相が悪くなる。
- 書き終わりは、行をあらためて「以上」と書く。
履歴書のサンプル