第1章 論文の書き方
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第1節 PILE法とDUMP法



  1. ここには、2つの方法がある。

  2. その1つは、順序よく、諸君に教え込んでいって、身に付けていっていただく方法であり、これを、「PILE法」と呼んでみたい。

  3. もう1つは、いっぺんに、すべての教科を、諸君の前にさらけ出して、諸君の研修方法を、諸君にまかせる方法で、これを、「DUMP法」と呼んでみたい。

  4. 「PILE法」は、低学年学生に適し、「DUMP法」は高学年学生に適する。

  5. また、「PILE法」は、あまり、やる気のない学生をも引きずって力をつけていくのによく、「DUMP法」は、やる気のある学生に強い力を与えるのに適する。

  6. で、この文書心得は、「DUMP法」によるために作ってある。

  7. わたくしは、諸君のご質問を受けないかぎり、この文書心得の内容につき、教室などで、いっさい、ご説明申し上げない。

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