第14節 6つの HOOK
- 文書では、6つの HOOK として、 ① 宛名 ② 発信日付 ③ 発信者名 ④ 表題 ⑤ 文書の末尾に記入する以上という文字 ⑥ ページ番 を入れることが原則であるが、本講での提出論文では、6つの
HOOK のすべてを、かならず、記入されること。
(1つ落とすごとに、△10 ただし ③ は別)
- この 「6つの HOOK」 という、1つ1つを、頭に、しっかり、たたき込まれることを期待する。
- おそらく、生涯、得をされるであろう。
- 文書を作られたとき、また、諸君の部下の作られた文書を閲読されるとき、まず、この「6つの HOOK」で、抜けているものがないかを、点検されることである。
- なぜ、このような「6つの HOOK」 が要るかについては、その文書を受けとった者のことを考えてみられれば、すぐに、わかられよう。
- しかし、文書によっては、故意に、この「6つの HOOK」のうちのいくつかを、書かないものもある。
- たとえば、単行本では、「宛名」 「以上」 といったものを、書かない。
- 6つの HOOK につき、それぞれの記入位置に、テンや線で目印を打つことは、自由であるが、あと、これらの目印を、消し残されてはならない。(1箇所につき、△5)
- 本文の文字の割付けについて行なった目印につき、同様とする。(△5)