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20余年前、ホテル学校在学中、1週間に1度、「文書心得」の規則に沿った論文提出の課題がありました。「文書心得」の細かな規則が窮屈でたまらないながら、作文の練習として一所懸命だったことを覚えています。
当時、林實(はやしまこと)先生のお宅にたびたびお伺いして、多くのことを教えていただきました。先生はご自分のことをほとんどお話しにならなかったのですが、一度、「文書心得」について触れられたことがありました。そのときの先生の誇らしげなお顔とお話し振りで、先生にとって「文書心得」が自信作であることが窺われました。 このたび、「文書心得」をWEB公開することができました。 第1章第4節「文書と時代」にあるように、ここに書かれていることは1980年代の方法となるもので、現代の方法と違うところがあるかもしれません。 ですが、「文書心得」が現代にもっている意義について、読者の判断におまかせして、できるだけ原文に忠実に公開することとしました。 現代版「文書心得」を公開することを、将来の仕事としておきます。 「文書心得」をお読みいただきまして、 ご意見、ご教示いただければ幸いに存じます。 林實先生はおびただしい数の文書を残されましたが、その中の「作法心得」と「文書心得」を公開することができました。先生の著作がこれから先も多くの方に読まれていくことを願っております。 石原様に 「文書心得」のWEB公開を快諾いただきました。 「作法心得」に引き続き T.Tachibana さんと共同でホームページ作成作業をしました。 HERO-T さんにホームページのデザイン構成をしていただきました。 皆様に厚くお礼申し上げます。 (kakoku)
2003.2.11 |