第2節 提出論文以外の文書
- 諸君から、わたくしへの、まい週の提出論文を書かれるとき以外、諸君が書かれる複写用、印刷用原稿について、規定いたしておこう。
- ※ 用紙の寸法……原則として、B6版、B5版、B4版 の3種類に限られよ。
これは、読者のファイリングの都合を考えるためである。
- ※ 綴じ孔……文書には、かならず、8cm孔 をあけられよ。
ただし、ものによって、読者に、その労を委せられてよい。
わたくしのものは、かならず、孔をあけてから、提出されたい。
- ※ 用紙への文字の入れ方……原則として、つぎのことを守られよ。
B6版のときは、用紙をヨコ長とし、ヨコ書きされよ。
B5版のときは、用紙をタテ長とし、ヨコ書きされよ。
B4版のときは、用紙をヨコ長とし、ヨコ書きされよ。
このとき、できるだけ、左右2群に分けられよ。
- B4版のとき、その用紙は、B5版として、級じられるので、読者に「袋綴じ」させるか、「Z折り」させるかの区別を、あらかじめ、明確に予定してから、原稿を書かれよ。
- ※ 文字の大きさ……諸君は、まい週の480字論文では、習字を兼ねて、文字のタテ巾8mmで書かれる。
が、その他のときは、すべて、文字のタテ巾5mmで書きたまえ。
このため、5mm方眼紙を多く利用されるとよい。
- 表紙の有無等による様式の区別……つぎの区別を、わきまえられよ。
- 参考までに述べると、文書には、その枚数、綴じてあるか、ないか等によって、つぎの呼び方がある。
1枚もの……1枚のみのもの
バラ重ねもの……同じ形の紙を、綴じもせず、折りばさみもせず、ただ、重ねてあるもの。
(例、コンピュータのパンチ・カード)
リーフレット……綴じてなく、折り挿んであるもの。(例、新聞)
パンフレット……綴じ目で、32枚 までの本(表紙は別計算)
普通の本……綴じ目で、33枚以上の本(表紙は別計算)